一口に広告と言っても様々な出稿先がありますが、近年急速に普及が進んでいるのがデジタルサイネージ広告です。デジタルサイネージとは、ディスプレイやタブレット端末などの映像表示機器を用いて情報を発信するシステムを指します。近年は、駅の構内や商業施設、公共施設など様々な場所で見かけることが多くなりましたが、このシステムに出稿される広告がデジタルサイネージ広告です。この広告の最大のメリットは、動画での情報発信が可能なことです。
従来の看板やポスターによる広告は発信できる情報量が静止画1枚分に制限されますが、デジタルサイネージは動画コンテンツを配信できるので、より多くの情報を伝えることができます。静止画では表現しにくい内容も動画であれば効果的に伝えられますし、音声を付けることもできるので、伝えたい内容を的確に届けることが可能です。加えて、看板やポスターと比べて視認性が高いという特徴もあるので、より高い訴求効果が期待できます。また、広告内容を時間単位で変えられるのもメリットのひとつです。
看板やポスターは設置にかかる手間やコストを考慮すると、頻繁に広告内容を変更するのが難しいというデメリットがありますが、デジタルサイネージ広告は時間単位での掲載や更新が可能です。一日の中でもターゲット層が多い時間帯のみ広告を流したり、朝・昼・晩で発信する広告内容を変えたりできるので、費用対効果を高めることができます。